ILA プローブの比較値の設定 - 2023.2 日本語

Vivado Design Suite ユーザー ガイド: プログラムおよびデバッグ (UG908)

Document ID
UG908
Release Date
2023-10-19
Version
2023.2 日本語

[Basic Trigger Setup] ウィンドウには、プローブに対応している各行に 3 つのセルがあり、設定できます。

  1. [Operator]: 比較演算子を指定します。有効な値は、次のとおりです。
    • == (等価)
    • != (不等価)
    • < (小なり)
    • <= (以下)
    • > (大なり)
    • >= (以上)
  2. [Radix]: 値の基数を指定します。有効な値は、次のとおりです。
    • [B] (2 進数)
    • [H] (16 進数)
    • [O] (8 進数)
    • [U] (符号なし 10 進数)
    • [S] (符号付き 10 進数)
  3. [Value]: ILA デバッグ コアのプローブ入力に接続されているデザインのネット上の実際の値と、[Operator] で指定した演算子を使用して比較する値を指定します。[Radix] の設定によって、次の値を指定できます。
    • [Binary] (2 進数)
      • 0: 論理 0
      • 1: 論理 1
      • X: ドントケア
      • R: 立ち上がり遷移
      • F: 立ち下がり遷移
      • B: 立ち上がり遷移または立ち下がり遷移のいずれか
      • N: 遷移なし (現在のサンプル値は前の値と同じ)
    • [Hexadecimal] (16 進数)
      • X: 値の文字に対応するすべてのビットがドントケア値
      • 0-9: 0 ~ 9 の値
      • A-F: 10 ~ 15 の値
    • [Octal] (8 進数)
      • X: 値の文字に対応するすべてのビットがドントケア値
      • 0-7: 0 ~ 7 の値
    • [Unsigned Decimal] (符号なし 10 進数)
      • 正の整数値
    • [Signed Decimal] (符号付き 10 進数)
      • 整数値