AES キーを BBR にプログラムするには、[Hardware] ウィンドウで FPGA を右クリックして Program BBR Key をクリックします。
図 1. [Hardware] ウィンドウから BBR キーをプログラム
[Program BBR Key] ダイアログ ボックスが表示されます。
図 2. [Program BBR Key] (UltraScale および UltraScale+ デバイス)
[Program BBR Key] ダイアログ ボックスで、AES キー ファイル (.nky) と Enable DPA PROTECT を指定します。
- ファイル名を入力するか参照ボタンをクリックして AES キー (.nky) ファイルを指定します。有効な .nky ファイルを指定すると、[AES key] フィールドに自動的に値が表示されます。
- [Enable DPA PROTECT] チェック ボックスをオンにします。
- DPA_COUNT の値を指定します。有効な値は 1 ~ 256 です。注記: BBR AES キーおよび DPA_PROTECT 機能の詳細は、 『UltraScale アーキテクチャ コンフィギュレーション ユーザー ガイド』 (UG570) を参照してください。
- OK をクリックしすると、ハードウェア マネージャーで BBR にキーがプログラムまたは読み込まれます。
- キーをプログラムしたら、BBR に読み込まれたのと同じ AES キーを使用して暗号化され、指定した暗号化キーの格納場所として BBRAM を選択したビットストリームを使用して FPGA をプログラムします。
重要:
UltraScale デバイスの場合、キーを BBR レジスタにプログラムする前に暗号化されたビットストリームをダウンロードすると、FPGA がロックされ、BBR キーを読み込むことができません。暗号化されていないビットストリームはダウンロードできますが、キーを BBR にダウンロードできないので、暗号化されたビットストリームはダウンロードできません。ボードの電源を切って入れ直すことにより UltraScale デバイスのロックを解除してから、BBR キーを読み込み直す必要があります。
重要:
verify_hw_devices
を BBR キーで実行すると、エラー メッセージが表示されます。BBR キーを検証するには、キーを含むビットストリームで FPGA をプログラムして、これをテストする必要があります。Vivado では、プログラムされた BBR キーを検証するための BBR プログラム後の検証オプションはサポートされていません。