VIO 入力プローブは、VIO ダッシュボードの [VIO Probes] ウィンドウに表示されます。各入力プローブが表で個別の行に表示されます。VIO 入力プローブの値は、[Value] 列に示されます (「VIO コアの入力プローブ」を参照)。VIO コアの入力値は、VIO コアの更新レートに基づいて、定期的にアップデートされます。更新レートを変更するには、[VIO Properties] ウィンドウで [Refresh Rate (ms)] の値を変更するか、次の Tcl コマンドを使用します。
set_property CORE_REFRESH_RATE_MS 1000 [get_hw_vios hw_vio_1]
注記: 更新レートを 0 に設定すると、VIO コアからのすべての自動更新が停止します。
注記: 小さい値を設定すると、Vivado IDE の動作が遅くなることがあります。
推奨:
AMD では、更新レートを 500 ms 以上に設定することをお勧めします。
VIO 入力プローブの値を手動で読み出すには、Tcl コマンドを使用します。たとえば、VIO コア hw_vio_1 の BUTTON_IBUF という入力プローブの値を更新して読み出すには、次の Tcl コマンドを使用します。
refresh_hw_vio [get_hw_vios {hw_vio_1}]
get_property INPUT_VALUE [get_hw_probes BUTTON_IBUF]