[VIO Probes] ウィンドウを使用した VIO 出力の書き込み - 2023.2 日本語

Vivado Design Suite ユーザー ガイド: プログラムおよびデバッグ (UG908)

Document ID
UG908
Release Date
2023-10-19
Version
2023.2 日本語

VIO 出力プローブは、VIO ダッシュボードの [VIO Probes] ウィンドウで設定できます。各出力プローブが表で個別の行に示されます。VIO 出力プローブの値は、[Value] 列に示されます (「VIO コアの出力プローブ」を参照)。VIO コアの出力値は、Value 列に新しい値を入力するとアップデートされます。Value 列をクリックすると、プルダウン ボックスが表示されます。[Value] フィールドに適切な値を入力し、OK をクリックします。

Tcl コマンドを使用して、VIO コアに新しい値を書き込むこともできます。たとえば、基数が BINARY に設定されている vio_slice5_fb_2 という VIO 出力プローブに 2 進数 11111 を書き込むには、次の Tcl コマンドを使用します。

set_property OUTPUT_VALUE 11111 [get_hw_probes vio_slice5_fb_2]
commit_hw_vio [get_hw_probes {vio_slice5_fb_2}]