注記: MPSoC および Versal デバイスでは、次の eFUSE アクセスおよびプログラミングの方法はサポートされていません。
7 シリーズ、UltraScale、および UltraScale+ には、特定のファンクションを実行する eFUSE ビットというワンタイム プログラマブル ビットが含まれます。次のタイプの eFUSE ビットがあります。
- FUSE_DNA: 固有のデバイス識別子ビットを格納します (プログラム不可)。
- FUSE_USER: 32 ビットのユーザー定義コードを格納します。
- FUSE_KEY: AES ビットストリームの復号化に使用するキーを格納します。
- FUSE_CNTL: キーの使用と eFUSE レジスタへの読み出し/書き込みアクセスを制御します。
- FUSE_SEC: UltraScale および UltraScale+ デバイスの特別なデバイス セキュリティ設定を制御します。 重要: eFUSE レジスタ ビットは 1 回しかプログラムできません。eFUSE レジスタ ビットを一度プログラムすると (プログラムされていない 0 ステートからプログラムされた 1 ステート)、0 にリセットしたりプログラムし直すことはできません。eFUSE レジスタをプログラムする前に、必ず設定を注意して確認するようにしてください。注意:eFUSE レジスタ ビットが以前にプログラムされている場合 (たとえば、プログラムされていないことを示すステート 0 からプログラム済みのステート 1 になっている場合)、それらを再度プログラムしようとすると、Vivado ハードウェア マネージャーでビットの中にプログラム済みのものがあることを示すクリティカル警告メッセージが表示されます。ただし、この警告に関係なく、前の動作でプログラムされなかった eFUSE レジスタ ビット (プログラムされていないことを示すステート 0) はプログラムされます。重要: AMD では、まず、FUSE_USER、FUSE_KEY、および FUSE_RSA レジスタをプログラムしてから、eFUSE プログラミング ウィザード実行し直して FUSE_SEC ビットをプログラムし、FPGA セキュリティ設定を制御して、最後に FUSE_CNTL ビットをプログラムしてこれらの eFUSE ビットへの読み出し/書き込みアクセスを制御することをお勧めします。