コンフィギュレーション メモリ デバイスのプログラム (Versal デバイス) - 2023.2 日本語

初期化 PDI を作成した後、次の手順を実行してコンフィギュレーション メモリ デバイスをプログラムできます。

1. Vivado ハードウェア マネージャーを起動し、上記セクションの説明に従ってハードウェア ターゲットに接続します。
2. 前述の手順に従ってハードウェア ターゲットに接続した後、次の図に示すようにハードウェア ターゲットを右クリックして Add Configuration Memory Device. をクリックします。
   
   
3. Add Configuration Memory Device ダイアログ ボックスが表示されたら、適切なメモリ デバイスを選択し、OK をクリックします。
   
   
4. これでハードウェア ターゲットにコンフィギュレーション メモリ デバイスが追加されました。Vivado デバイス マネージャーからコンフィギュレーション メモリ デバイスをすぐにプログラムするかどうかを確認するメッセージが表示されます。OK をクリックします。
   
   
   
   
5. Program Configuration Memory Device ダイアログ ボックスのオプションを適切に設定します。
   • [Configuration file]: コンフィギュレーション メモリにプログラムする PDI へのパス。
   • [Bin Offset]: コンフィギュレーション メモリにデバイス イメージをプログラムする際に適用するオフセット。
   • [Initialization PDI]: プログラムする前にデバイスを起動するために使用する PDI へのパス。デバイスのプログラムに必要な CIPS IP で選択されているコンフィギュレーション メモリ コントローラー オプションに違いがない場合、これは上記の [Configuration file] で指定したパスと同じにできます。
   • [Program Options]: Configuration File Only を選択すると、プログラムする PDI で必要なアドレス空間のみで選択したオプションが実行されます。Entire Configuration Memory Device を選択すると、デバイス全体で選択したオプション (消去、ブランク チェック、プログラム、検証) が実行されます。
   • [Erase]: コンフィギュレーション メモリ デバイスの内容を消去します。
   • [Blank Check]: プログラムの前にコンフィギュレーション メモリ デバイスにデータがないことを確認します。
   • [Program]: コンフィギュレーション メモリ デバイスを選択したデバイス イメージ (PDI) でプログラムします。
   • [Verify]: コンフィギュレーション メモリ デバイスの内容が選択したデバイス イメージ (PDI) に一致することを検証します。
6. OK をクリックし、コンフィギュレーション メモリ デバイスで選択した操作を開始します。
   注記: Apply をクリックするとコンフィギュレーション メモリ設定が保存されますが、コンフィギュレーション メモリ デバイスはプログラムされません。