Vivado ハードウェア マネージャーでは、プローブをデータ、トリガー、またはその両方として使用するようカスタマイズできます。トリガーまたは比較値を取り込むプローブは、トリガーのみのプローブとしてコンフィギュレーションされます。これにより、ILA コアでのブロック RAM の使用が最適化されます。通常、プローブのデータを取り込む必要がある場合、そのプローブはデータのみのプローブとしてコンフィギュレーションされます。プローブが比較値のトリガーに使用され、またそのデータを取り込む必要がある場合は、プローブをトリガーおよびデータとしてコンフィギュレーションする必要があります。
プローブは、Set up Debug ウィザードでデータ、トリガー、またはその両方としてコンフィギュレーションできます。
図 1. Set up Debug ウィザードでプローブをデータ、トリガー、またはその両方としてコンフィギュレーション
データのみとしてコンフィギュレーションされたプローブを含むデザインでデバイスをランタイムでプログラムする場合、これらのプローブをトリガーまたは取り込みのセットアップ条件を設定するために使用することはできません。また、トリガーのみとしてコンフィギュレーションされたプローブは、Waveform ウィンドウでは使用できません。