この機能を使用すると、値を比較するトリガー/キャプチャの設定時および Waveform ウィンドウで、プローブ値をシンボル名で参照できるようになります。
次のような使用方法が一般的です。
- ステート マシンのステート値
- opcode
- プローブ一致値を値ではなく名前で参照。
列挙名を設定するには、列挙名と値のペアを入力し、これらをプローブに関連付けます。列挙名と値のペアの関連付けは Tcl コマンドを使用して実行でき、セッション間で保持されます。
列挙型ステートを使用するステート マシンでステート レジスタをプローブするために mark_debug 属性を使用すると、そのステート列挙はインプリメンテーションで保持されて、[Waveform] ウィンドウに自動的に表示されます。
図 1. ステート エンコードを使用した RTL
図 2. ステート エンコードが保持され、プローブ列挙として表示された波形ビューアー
[Trigger Setup] および [Capture Setup] ウィンドウで、プローブ比較値を列挙名を使用して設定できます。プローブとその値に対応する列挙名は、[Waveform] ウィンドウでも表示できます。