scan_dr_hw_jtag
コマンドは、JTAG インターフェイス ターゲットのデータ レジスタに挿入するスキャン パターンを指定します。このコマンドは、open_hw_target -jtag_mode
コマンドを使用してハードウェア ターゲット (hw_target
) を JTAG モードで開いたときに作成されたハードウェア JTAG (hw_jtag
) オブジェクトをターゲットとします。scan_dr_hw_jtag
コマンドで指定したスキャン パターンをシフトする前に hw_jtag
オブジェクトをターゲットとすると、最後に定義されたヘッダー プロパティ (HDR) が指定したデータ パターンの先頭に追加され、最後に定義されたトレーラー プロパティ (TDR) がデータ パターンの末尾に追加されます。
scan_dr_hw_jtag
コマンドを実行すると、hw_jtag
からキャプチャされた TDO データを含む 16 進配列が返されるか、正常に実行されなかった場合はエラーが返されます。