制御レジスタのプログラムをディスエーブルにするには、次の Tcl コマンドを実行します。
program_hw_devices -control_efuse {20} [lindex [get_hw_devices] $deviceIdx]
$deviceIdx
は、eFUSE 制御レジスタ ビットのプログラムをディスエーブルにする UltraScale または UltraScale+ デバイスのインデックスを設定します。
これにより、W_DIS_CNTL ビットが設定され、eFUSE 制御レジスタ ビットのプログラムがディスエーブルになります。
W_DIS_CNTL
ビットがプログラムされる場合、その他の eFUSE 制御レジスタ ビットのプログラムがディスエーブルになり、デバイスの制御レジスタがそれ以上編集されないようになります。[Security Register Setup] ページで、次の設定を指定します。
[Security Register Setup] ページでは、FPGA に読み込み可能なビットストリームのタイプに関するセキュリティ制御オプションを指定します。次の FUSE_SEC 設定があります。
- CFG_AES_Only: 暗号化されたビットストリームのみを読み込み可能にします。
- EFUSE_KEY_Only: 復号化に eFUSE キーのみを使用できるようにします。
- RSA_AUTH: ビットストリームの RSA 認証を必須にします。
- SCAN_DISABLE: 内部テスト レジスタへの AMD アクセスをディスエーブルにします。
- CRYPT_DISBALE: 復号化を恒久的にディスエーブルにします。
FUSE_SEC レジスタの詳細は、 『UltraScale アーキテクチャ コンフィギュレーション ユーザー ガイド』 (UG570) を参照してください。
[Program eFUSE Registers Summary] ページで eFUSE 設定を確認します。
このページには、Program eFUSE Registers ウィザードで設定したすべてのビットが表示されます。個々のビットの設定が表示されるので、特定のプログラム設定を確認できます。このサマリ ページをよく確認し、すべてのビットが意図したとおりにプログラムされるよう設定されていることを確認します。
Finish をクリックすると、eFUSE のプログラムを確認するダイアログ ボックスが表示されます。
OK をクリックして指定した eFUSE ビットをプログラムします。