次に、アドレス 0 からの 4 ワードの AXI 書き込みバースト トランザクションを作成する例を示します。
create_hw_axi_txn write_txn [get_hw_axis hw_axi_1] -type WRITE -address 00000000 \
-len 4 -data {11111111_22222222_33333333_44444444}
説明:
- write_txn: トランザクションのユーザー定義名
- [get_hw_axis hw_axi_1]: hw_axi_1 オブジェクトを返します。
- -address 00000000: 開始アドレス
- -len 4: AXI バースト長を 4 ワードに設定します。
- -data {11111111_22222222_33333333_44444444}: LSB (例: address 0) から MSB (例: address 3) に向かって指定します。
この後、run_hw_axi コマンドを使用して作成したトランザクションを実行します。次にその例を示します。
run_hw_axi [get_hw_axi_txns write_txn]
重要: デバイスを再プログラムすると、既存のすべての jtag_axi トランザクションは削除されます。これらのトランザクションを再作成できます。
ヒント:
run_hw_axi
Tcl コマンドで -queue
オプションを使用すると、キュー モードの hw_axi トランザクションを指定できます。キュー モードでは、JTAG to AXI Master FIFO に 16 個の読み出しトランザクションと 16 個の書き込みトランザクションを待機させ、トランザクション間のレイテンシを短くし、パフォーマンスを向上するため、連続発行できます。キューに挿入しないトランザクションは、送信されると同時に実行されます。