標準 hw_server オプション - 2023.2 日本語

Vivado Design Suite ユーザー ガイド: プログラムおよびデバッグ (UG908)

Document ID
UG908
Release Date
2023-10-19
Version
2023.2 日本語
表 1. 標準 hw_server オプション
オプション 用途
-d デーモン モードで hw_server を実行 (出力はシステム ロガーに送信される)。 hw_server -d
--help 基本的なコマンド ライン ヘルプ。  
-I 指定した時間に構築されたターゲット接続がない場合は終了。この時間は秒で指定。 hw_server -I 20
-L クライアントから hw_server への JTAG コマンドの記録をイネーブル。

hw_server -L-

出力を stdout へ記録。

hw_server -Lmy_file.log

出力を my_file.log ファイルへ記録。

-s エージェント リスニング ポートとプロトコルを設定。

hw_server -stcp::3122

hw_server スタートアップ時にポート 3122 でローカル ホストを使用して接続。

-q スタートアップ時にバージョン情報を表示しない。  
-p AMD GDB サーバーで使用するポートの範囲を割り当てるか、機能をオフ。

hw_server -p<port>

<port> は GDB サーバー用のベース ポート番号です。デフォルトは 3000 です。

サーバーはターゲット アーキテクチャごとにポートを 1 つ開きます。

3000: Arm® ;

3001: Arm64;

3002: MicroBlaze™ ;

3003: MicroBlaze64

hw_server -p0 disables the port

--init hw_server へ初期化スクリプト ファイルを指定。

hw_server --init my_init.txt

my_init.txt ファイルには、スタートアップ時に hw_server に適用されるオプションを含有。

環境変数 HW_SERVER_INIT_FILE

デフォルトの --init ファイルを指定するのに使用。

export HW_SERVER_INIT_FILE=~/my_init.txt

  hw_server

この場合、hw_server は環境変数 HW_SERVER_INIT_FILE で指定したファイルからの設定で初期化されます。