RM に IP を含めることができます。IP を RM の最上位とすることはできませんが、その下であればどのレベルにでも含めることができます。ソースを RM に追加するときに、RTL と共に既存の .xci または .xcix ファイルを含めます。
RM 内の IP は、グローバルまたはアウト オブ コンテキストで合成できます。次の図に示す [Synthesis Options] のどちらのオプションも使用できます。
図 1. 出力ファイル生成時に合成オプションを [Global] に設定
図 2. 出力ファイル生成時に合成オプションを [Out of context per IP] に設定
IP は、DFX プロジェクト内で IP カタログから作成できます。IP 生成フローでは IP がどの RM 用なのかを認識できないので、IP を作成したらデザインのプライマリ ブロックセットに追加します。IP を特定の RM に割り当てるには、[Sources] ウィンドウで IP を右クリックして Move to Reconfigurable Module をクリックします。適切な RM を選択し、OK をクリックします。
図 3. IP をリコンフィギャラブル モジュールに移動
もう 1 つの要件として、IP は RM ごとに固有なものである必要があります。同じ IP ファンクションが 2 つの異なる RM に含まれる場合、2 つのインスタンスを作成する必要があります。これには、1 つの IP を複製して新しい同一の IP を作成するのがベストです。既存の IP を右クリックし、Copy IP をクリックします。コピーを作成したら、前述のようにこの IP をターゲットの RM に移動する必要があります。
図 4. IP のコピー
