このセクションでは、デザイン構造 の例を使用してインプリメンテーション フローについて説明します。最初のデザイン パスには、Top およびモジュール A のロジックが含まれますが、サブモジュール W および X に関する情報はこの時点では必要ありません。最初の実行の目的は、Top から RP A へのパーティション ピン インターフェイスまでのインプリメンテーション結果を作成することです。モジュール A の結果を廃棄することも可能ですが、A は Top の最高品質の結果を達成するための代表モジュールとして使用できます。次の図では、デザインが完全に配線され、A が RP として定義されています。これは、この段階では標準の DFX コンフィギュレーションです。
図 1. pr_subdivide 前にインプリメントされたベースライン デザイン
図 2. pr_subdivide 後のデザイン
上記の図は、pr_subdivide 後の、W と X にネットリストおよび制約が追加されたデザイン ステートで、次の 3 つの状態を示しています。
- Top はインプリメント済みでロックされています。
- A1 はまだインプリメントされておらず、RP としては定義されなくなっています。
- W と X はまだインプリメントされておらず、RP として定義されています。