各 RM をスタティック デザインの同じブラック ボックスにインスタンシエートする必要があるので、それらのモジュールのインターフェイスが同一である必要があります。ブロックの名前も各インスタンスですべて同じにし、インターフェイスのプロパティもすべて同一にする必要があります。デザインの各コンフィギュレーションは、フラット デザインのようにアセンブルされます。
RM を合成するには、すべてのバッファー挿入をオフにする必要があります。これは Vivado 合成で実行でき、synth_design
コマンドに -mode
out_of_context
オプションを使用します。
synth_design -mode out_of_context -flatten_hierarchy rebuilt -top
<reconfig_module_name> -part <part>
コマンド オプション | 説明 |
---|---|
-mode out_of_context
|
合成およびダウンストリーム ツールの I/O 挿入がオフになります。out_of_context モードは、write_checkpoint を実行したときにチェックポイントに保存されます。 |
-flatten_hierarchy rebuilt
|
-flatten_hierarchy に設定可能な値は複数ありますが、DFX フローでは rebuilt が推奨されます。 |
-top
|
合成されるモジュールのモジュール/エンティティ名を指定します。 |
-part
|
ターゲットにするAMD パーツ (例: xc7k325tffg900-3 ) を指定します。 |
synth_design
コマンドは、デザインを合成して、その結果をメモリに格納します。結果をファイルに書き出すには、次のコマンドを使用します。
write_checkpoint <file_name>.dcp
合成後にメモリ内のデザインを閉じ、インプリメンテーションを合成とは別に実行することをお勧めします。