固有の制御セットにより CLB パックが制限されると、配置が最適なものではなくなり、ネット遅延が長くなることがあります。CONTAIN_ROUTING 要件が設定されている Pblock では、固有の制御セットによる追加の制限により配線が制約され、配線不可能な状況が発生する可能性があります。そのため、特に Pblock で CONTAIN_ROUTING がイネーブルになっている場合は、Pblock に割り当てられているスタティック ロジックの固有の制御セットを削減することが非常に重要です。固有の制御セットを削減する手法については、 『Versal アダプティブ SoC システム統合および検証設計手法ガイド』 (UG1388) のこのセクションを参照してください。