注記 - 2023.2 日本語

Vivado Design Suite チュートリアル: プログラムおよびデバッグ (UG936)

Document ID
UG936
Release Date
2023-11-01
Version
2023.2 日本語
  1. 「想定」で説明したように、IBERT PS-GTR では psu_cortexr5_0 コアが使用されるので、ほかのアプリケーションでこのコアを使用しないでください。
  2. TCM0 および TCM1 メモリは、IBERT PS-GTR の統一メモリとしてまとめられます。IBERT PS-GTR 実行中、ほかのプロセッサ コアはこのメモリにアクセスできません。
  3. エラー カウンターは 16 ビットで、サンプル カウンターは 32 ビットです。各サンプルには 8 ビットのエラー カウントがあります。このため、エッジでは、エラー カウンターが 8192 のサンプル カウント値で飽和する可能性があります。エラー カウンターが飽和してもサンプル カウンターは PS-GTR により停止されません。プリスケールが 0 のときサンプル数は 8192 になるので、合計サンプル数は 8192 *8 (65536) となり、どのプリスケールが選択されているかによって、アイの外側のエッジに e-01 以下の BER が表示される可能性があります。
  4. アイ スキャンにはリンクがあるものと想定します。リンクがないと、アイス キャンは完了できません。アイ スキャンをキャンセルするとコマンド シーケンスが停止しますが、前のポイントのスキャンのステートは不明になります。
  5. アイ スキャンを実行しても、リンクがないためにそのアイ スキャンが完了しない場合は、アイ スキャンを再度実行する前に、レーンの L*_TM_MISC_ST_0.EYE_SURF_RUN レジスタを 0 に設定します。
  6. 電源が切断されているレーンまたはディスプレイ ポートにアイ スキャンを実行すると、アイ スキャンはすぐに停止し、スキャンのステータスは未完了になります。アイ スキャンはいずれのケースでも機能しません。