次の図に示すように、AMD Vivado™
統合設計環境 (IDE) では、デザイン プロジェクト内からシミュレーションを起動し、必要なシミュレーション コマンドやファイルが自動的に生成されます。
ソース ファイルを管理するために新規プロジェクトを作成し、デザインに IP を追加し、ビヘイビアー シミュレーションを実行します。
- Windows では、Vivado IDE を起動します。
(「x」には Vivado 2023 IDE の最新バージョンが入ります。)
注記: インストールされている Vivado ML エディションは、[スタート] メニューに表示されている AMD デザイン ツールとは異なる場合があります。
をクリックして - Vivado IDE の Getting Started ページで Create Project をクリックします。
- New Project ダイアログ ボックスで Next をクリックし、[Project name] に「project_xsim」と入力します。
-
Project
location で、抽出されたチュートリアル データを含むフォルダー <Extract_Dir> を参照します。Create project
subdirectory チェック ボックスがオンになっていることを確認し、Next をクリックします。
注記: Create project subdirectory オプションは、デフォルトでオンになっています。 -
Project Type ページで RTL Project をオンにして Next をクリックします。
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Add Source ダイアログ ボックスで Add Directories をクリックし、抽出したチュートリアル デザイン データを追加します。
- <Extract_Dir>/sources
- <Extract_Dir>/sim
注記: Ctrl キーを押しながら、複数のファイルやディレクトリを選択できます。 - Target Language を Verilog に設定します。これが合成のネットリスト言語になります。
- 次の図に示すように、Simulator language を Mixed に設定します。
Simulator language で指定する言語は、論理シミュレータでサポートされる、またはそのシミュレータに必須の言語になります。Vivado Design Suite では、出力ファイルの生成時に、使用可能な合成ファイルを使用して必要な言語別の構造シミュレーション モデルを生成し、デザイン内の IP コアのシミュレーション モデルがあるかどうかを確認します。IP コアおよび AMD IP カタログの使用方法は、 『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: IP を使用した設計』 (UG896) を参照してください。また、 『Vivado Design Suite チュートリアル: IP を使用した設計』 (UG939) で学ぶこともできます。
- Next をクリックします。
-
Next をクリックして Add Constraints ページの設定は飛ばします。
次の図のように Default Part ダイアログ ボックスが表示されるので Boards を選択し、7 シリーズの場合は AMD Kintex™ 7 KC705 Evaluation Platform を、UltraScale デバイスの場合は Kintex-UltraScale KCU105 Evaluation Platform を選択して、Next をクリックします。
注記: Add sources from subdirectories オプションは、デフォルトでオンになっています。 - New Project Summary ページを確認します。
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Finish をクリックしてプロジェクトを作成します。
Vivado が起動し、Vivado IDE にデフォルトのビュー レイアウトで新規プロジェクトが開きます。