手順 4: 波形ウィンドウの使用 - 2023.2 日本語

Vivado Design Suite チュートリアル: ロジック シミュレーション (UG937)

Document ID
UG937
Release Date
2023-11-01
Version
2023.2 日本語
信号を表示し、波形データベースに記録するようシミュレータを設定したので、シミュレータを再度実行する準備が整いました。
  1. Run All ボタン をクリックしてシミュレーションを開始します。

    波形で sine 信号出力を確認します。波形ウィンドウは、メイン ウィンドウのレイアウトから切り離して、スタンドアロンで使用できます。

  2. 波形設定ウィンドウのタイトル バーにある Float ボタン をクリックします。
  3. Zoom Fit ボタン をクリックすると、[Waveform Configuration] ウィンドウに時間スペクトル全体が表示されます。

低周波数の正弦波出力が間違っている点に注目してください。波形ウィンドウを拡大表示して、この波形の詳細を表示できます。波形を拡大表示するときは、波形全体を確認するのに、水平方向および垂直方向のスクロール バーを使用できます。

図 1. [Waveform]

上の図にあるように、sineSel の値が 0 のときは、低周波数の正弦波が選択されていることを示し、アナログ sine[19:0] 出力は正しい正弦波になりません。つまり、デザインまたはテストベンチに問題があることを示しています。