波形ウィンドウの表示をカスタマイズして、その波形設定を保存しておくと、その後のシミュレーション実行に同じ設定を再利用できます。波形設定ファイルでは、表示される信号、およびそれらの信号の特性の表示が定義されます。
- 波形ウィンドウでのタイトル バーにある Settings ボタン をクリックします。
[Waveform Options] ダイアログ ボックスが開くので、[General] タブをクリックします。
- [Default Radix] が [Hexadecimal] に設定されていることを確認します。
これで、波形ウィンドウでのすべての信号のデフォルト番号フォーマットが定義されます。基数は波形ウィンドウの個々のオブジェクトに対しても設定でき、デフォルト値を上書きできます。
- 次の図のように Draw Waveform Shadow をオンにします。このチェック ボックスで信号の波形の影の表示/非表示を切り替えできます。
デフォルトでは、信号が High に遷移しているときに波形に影が付き、波形ウィンドウでの遷移およびステートを認識しやすくなります。
また、波形ウィンドウで各信号または信号グループがインデックス番号で特定されるよう、信号インデックスの表示/非表示を切り替えることもできます。
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Show signal
indices チェック ボックスのオン/オフを切り替えて、信号リストの番号の表示/非表示を設定します。
- Show grid lines チェック ボックスのオン/オフを切り替えて、波形ウィンドウでのグリッド ラインの表示/非表示を設定します。
- Snap to Transition チェック ボックスをオンにして、カーソルを遷移エッジに合わせます。
- [Waveform Options] ダイアログ ボックスで [Colors] ビューを選択します。
[Waveform Color Options] ダイアログ ボックスを確認します。表示をカスタマイズするため、波形ウィンドウのエレメントの色を設定できます。特定の値の波形を表示するのにカスタムの色を指定すると、不明または初期化されていないステートの信号をすばやく特定できます。
波形ウィンドウが設定したプリファレンスで設定されます。現在の波形設定を保存して、後の AMD Vivado™ シミュレーション セッションで使用できるようにします。
デフォルトで、現在の波形設定が Vivado シミュレータにより testbench_behav.wcfg に保存されます。
- 波形ウィンドウのサイドバーで Save Wave Configuration ボタン を選択します。
- 波形設定を tutorial_1.wcfg というファイル名でプロジェクト フォルダーに保存します。
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Yes をクリックします。このファイルは、アーカイブ目的でプロジェクトのシミュレーション ファイルセット
sim_1
に追加されます。
ヒント: 保存した波形設定ファイルは、 コマンドをクリックして、読み込むことができます。