このセクションでは、サンプル デザインとインテリジェント デザイン run (IDR) を作成します。
- まずは、プロジェクトが必要です。Open Example
Project をクリックします。
-
→ BFT をクリックし、その後もう一度 Next をクリックします。
- 次の画面で、適切な書き込み可能なディレクトリにいることを確認し、Next をクリックします。
- パーツを選択する箇所では
xcku035-fbva900-2-e を選択する必要があります。そのあと、 をクリックします。
合成を待っているプロジェクトがこれで 1 つ作成されたはずです。
注記: IDR は 7 シリーズ デバイス用にはサポートされていません。間違ったデバイス ファミリを選択してしまうと、プロジェクトを再生成する必要があります。 - この演習では、IDR へ Tcl ファイルを追加する方法を説明します。まず impl_1 にファイルを追加します。Design Runs ウィンドウで impl_1 を選択します。
- Implementation Run Properties ウィンドウで Options をクリックします。
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opt_design
tcl.pre オプションへスクロールし、Tcl スクリプト<extract_dir>/Lab4/pre_opt.tcl
をこのオプションに追加します。
または、次の Tcl 構文を使用します。add_files -fileset utils_1 -norecurse <extract_dir>/Lab4/pre_opt.tcl set_property STEPS.OPT_DESIGN.TCL.PRE [ get_files <extract_dir>/Lab4/pre_opt.tcl -of [get_fileset utils_1] ] [get_runs impl_1]
- Flow Navigator で、Run Synthesis をクリックします。
- 次の手順では、インテリジェント デザイン run を作成します。Design Runs ウィンドウで右クリックして をクリックします。
同じ手順でさらに run を作成しようとすると、このオプションがディスエーブルになっていることに気づくはずです。これは、同じ結果を出すであろう run の作成を避けるためです。同じネットリストから作成された run は、指示子が異なっていても、同じ結果を生成します。理由は、指示子が IDR によって制御されている (つまり実質的に同じである) からです。
フロアプラン、またはスピード グレードが異なる場合は、別のインプリメンテーション run を作成します。各インプリメンテーション run から 1 つの IDR を作成できます。