この手順では、CDC、DRC、および設計手法の除外のサマリ レポートを作成するため、
report_waivers
Tcl コマンドを使用する方法を説明します。重要:
report_waivers
コマンドを実行する前に、[Report CDC]、[Report DRC]、または [Report Methodology] を再実行して、追加または削除された除外が report_waivers
によりレポートされた統計に含まれるようにします。- [Report CDC] を再実行するには、次を入力します。
report_cdc
- [Report DRC] を再実行するには、次を入力します。
report_drc
注記: 設計手法の除外は設定されていないので、[Report Methodology] を再実行する必要はありません。 - サマリ レポートを作成するには、次を入力します。
report_waivers
デフォルトで、除外された違反のみが
report_waivers
によりレポートされます。次の図は、除外を定義している UCIO-1、CDC-10、CDC-11、および CDC-14 ルールを示しています。
除外されたオブジェクトの数、および違反の合計数を確認します。
- レポート サマリの DRC では、違反内のオブジェクトごとに違反が 1 つとレポートされます。オブジェクトは、NSTD-1 に 113 個、UCIO-1 に 115 個、RTDAT-13 に 1 個、そして AVAL-326 に 1 個あるので、合計 240 個の DRC 違反がサマリ表にレポートされています。
- [Report Summary] の表にはすべての違反がレポートされています。
- [Report Details] の表には、1 つ以上の除外があるチェック ID のみがレポートされています。
- 除外のないルールを含め、すべてのルールを含めた詳細な表を生成するには、次のように入力します。
report_waivers -show_msgs_with_no_waivers
次の図は、[Report Details] の表にレポートされている DRC および CDC のルールすべてが含まれたレポートです。
- [Report Methodology] を実行するには、次を入力します。
report_methodology
- 除外のないルールを含め、すべてのルールを含めた詳細な表を生成するには、次のように入力します。
report_waivers -show_msgs_with_no_waivers
次の図のように、正確な統計がレポートされます。
注記: この図には [Report Details (CDC)] セクションは含まれていません。