このタスクでは、デザインを解析し、シングル パス run を作成する方法を学びます。
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Intelligent Design
Runs ウィンドウで最上位 run である impl_1_1 を右クリックし、Open Run をクリックします。3 つのステージからの総合ベストの run が開きます。これは、ステージ 1 からのベスト run でもあります。このデザインでは、ステージ 2 およびステージ 3 は実行されていません。ベスト run は $、ベスト ステージ run は * で表されます。
[Device] ビューが表示され、標準のインプリメンテーション run と同様に、レポートを生成したり、デザインを解析したりできます。準備ができたら、デザインを閉じます。
- Intelligent Design Runs ウィンドウで最上位 run である impl_1_1_rqs を右クリックし、Open Run Directory をクリックします。このディレクトリには、ステージの中間チェックポイントがすべて含まれています。さらに分析するために、Vivado の新しいインスタンスを開き、チェックポイントを開きます。DCP が Vivado と関連付けられている場合は、チェックポイントをダブルクリックして開くことができます。
- デザインの解析が終わったら、IDR にはインプリメンテーション run を何度も実行するのに相当する時間がかかるため、必要なコマンドや推奨項目を 1 回のインプリメンテーション run で実行することをお勧めします。Intelligent Design
Runs ウィンドウで最上位 run である impl_1_1 を右クリックし、Generate Single Pass Implementation Run をクリックします。
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Create Single Pass
Implementation ダイアログ ボックスで、run の名前
impl1_a
を入力し、OK をクリックします。
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Design Runs ウィンドウに切り替えます。これで新しい run が作成されました。run を右クリックし、Launch Runs をクリックします。結果が IDR と同じであることを確認します。注記: より困難な run では RQS_FILES プロパティと指示子の使用を検討できますが、このデザインでは簡単にタイミングを満たすことができるので、RQS_FILES プロパティと指示子は設定されていません。