次に、デザインにコンフィギュレーション モードを設定します。これも物理制約になるプロパティの 1 つですが、セルのプロパティではなくデザインのプロパティです。まず、現在のデザイン プロパティをすべてリストします。
- [Tcl Console] ウィンドウで、次のコマンドを使用してデザインのプロパティをリストします。
list_property [current_design]
このコマンドを実行すると、現在のデザインに定義されているプロパティがすべてリストされます。このリストをもう少し読みやすくするには、標準 Tcl コマンド
join
を使用し、出力されるプロパティを \n 改行文字で連結し、各プロパティが 1 行ごとに表示されるようにします。join [list_property [current_design]] \n
- CONFIG_MODE プロパティを確認します。このプロパティに使用可能な値を表示するには、次の
list_property_value
Tcl コマンドを使用します。join [list_property_value CONFIG_MODE [current_design]] \n
-
[Edit Device Properties] ダイアログ ボックスが開きます。
をクリックし、現在のデザインに CONFIG_MODE プロパティを設定します。 - Configuration Modes をクリックして [Configuration Modes] ページを開きます。
- このページをスクロール ダウンし、[Mater Serial] というコンフィギュレーション モード オプションを表示します。
- [Master Serial] をオンにし、OK をクリックしてダイアログ ボックスを閉じます。
[Tcl Console] ウィンドウに、CONFIG_MODE を設定する
set_property
コマンドが表示されます。set_property CONFIG_MODE M_SERIAL [current_design]
これでコンフィギュレーション モードが設定されました。
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get_property
コマンドを使用し、CONFIG_MODE プロパティが正しく設定されていることを確認します。get_property CONFIG_MODE [current_design]
Vivado ツールにより、プロパティ値
M_SERIAL
が返されます。