この手順では、PACKAGE_PIN
や PROHIBIT
などの追加の物理制約をデザインに定義します。
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[I/O Planning] レイアウトには、I/O ポートを割り当てやすくすため、[Package] ウィンドウに加え、[I/O Ports] および [Package Pins] ウィンドウが表示されます。
ここでは PCB レイアウトは完了していると想定しており、FPGA パッケージの一部のピンにはアクセスできません。配置配線中に Vivado ツールでこれらのピンにアクセスできないようにすることが可能です (すべての I/O 割り当てを完了していないと想定)。
をクリックし、[I/O Planning] レイアウトを開きます。 - [Package] ウィンドウで AA8 ピンを選択します。 ヒント: [Package] ウィンドウの X 軸および Y 軸の値を使用すると、パッケージ上でピンの位置を特定しやすくなります。値を表示するため、[Package] ウィンドウを拡大する必要がある場合があります。
- ピンを選択して右クリックし、Set
Prohibit をクリックします。
このピンの選択を解除すると、サイトに斜線が入った赤丸が表示されます。これは、このピンを使用できないことを示します。
- [Tcl Console] ウィンドウで、Vivado IDE で生成された Tcl コマンドを確認します。
startgroup set_property prohibit 1 [get_bels IOB_X1Y34/PAD] set_property prohibit 1 [get_sites AA8] endgroup