手順 10: コンフィギュレーションのインプリメンテーションとビットストリームの生成 - 2023.2 日本語

Vivado Design Suite チュートリアル: Dynamic Function eXchange (UG947)

Document ID
UG947
Release Date
2023-11-29
Version
2023.2 日本語

プロジェクトにすべてのデザイン ソースを追加し、DFX デザインのすべての設定を完了したので、デザインをインプリメントします。

  1. [Design Runs] ウィンドウで child_0_impl_1 を右クリックし、Launch Runs をクリックします。OK をクリックしてプロセスを開始します。

    これにより、親コンフィギュレーションおよび子コンフィギュレーションの両方のインプリメントに必要なすべての run が、適切な順序で実行されます。

    • 2 つの RM のアウト オブ コンテキスト (OOC) 合成が実行されます。これらは互いに依存しないため、並行実行されます。
    • 最上位デザインの合成は、OOC run が完了してから実行されます。最上位には I/O と 2 つのブラック ボックスが含まれているだけなので、短時間で完了します。
    • 親 run が先にインプリメントされます。これは、DFX 制約を適用する標準 AMD Vivado™ インプリメンテーションです。この run の最後に、複数のデザイン チェックポイントが保存されます。
      1. フル デザインの標準配置配線済みチェックポイント。
      2. RM rp1rm1 の配置配線済みモジュール レベル チェックポイント。
      3. すべての配置配線がロックされた状態のスタティックのみのデザイン チェックポイントと、rp1 のブラック ボックス。
    • 子 run は最後に実行され、親 run でロックされたスタティックのみのチェックポイントから開始します。
  2. インプリメンテーションが完了したら、表示されたダイアログ ボックスで Cancel をクリックします。この時点で、合成済みおよびインプリメント済みチェックポイントを表示できます。
  3. [Design Runs] ウィンドウで Shift キーを押しながら impl_1 および child_0_impl_1 をクリックして選択し、右クリックして Generate Device Image をクリックします。表示されたダイアログ ボックスで OK をクリックします。

これにより、両方のコンフィギュレーションのフル デバイス ビットストリームと、リコンフィギャラブル モジュール rm1 および rm2 のパーシャル ビットストリームが作成されます。