抽象化シェル フローを使用したビットストリーム/PDI 生成に関する重要な注記 - 2023.2 日本語

Vivado Design Suite チュートリアル: Dynamic Function eXchange (UG947)

Document ID
UG947
Release Date
2023-11-29
Version
2023.2 日本語

親 run は、デザイン内のすべてのリコンフィギャラブル モジュールのスタティック ロジックとダイナミック ロジックを含む完全なデザイン イメージです。最終的な配線済みデザイン チェックポイントでは、フル デバイス プログラミング イメージとリコンフィギャラブル パーティションごとに 1 つのパーシャル プログラミング イメージを作成できます。これは、標準 DFX フローを使用した場合の親 run または子 run と同じです。

子 run には、抽象化シェルとそのシェル内にインプリメントされたリコンフィギャラブル モジュールのみが含まれるため、配線済みデザインでは、そのリコンフィギャラブル モジュール用のパーシャル プログラミング イメージを生成する機能のみがあります。write_bitstream または write_device_image を実行する場合、必要なパーシャル イメージ (そのチェックポイントには 1 つしかない可能性があっても) を明確に要求するために、-cell オプションを使用する必要があります。

子 run に RM をインプリメントしたフル デザイン イメージを使用する場合は、open_checkpoint および read_checkpoint -cell、または add_files および link_design を使用して、フル シェルとリコンフィギャラブル モジュールの配線済みチェックポイントをリンクし、ターゲット コンフィギュレーションをアセンブルし直す必要があります。アセンブルされたら、メモリ内の現在のデザインが完全な DFX デザインとなり、write_bitstream を呼び出して完全なビットストリームを生成できるようになります。