手順 1: AXI インターフェイスの定義と作成 - 2020.2 日本語

Vivado Design Suite チュートリアル: System Generator を使用したモデル ベースの DSP デザイン (UG948)

Document ID
UG948
Release Date
2020-12-11
Version
2020.2 日本語
この手順では、AXI インターフェイスを定義して作成します。
  1. System Generator を起動し、[Current Folder] ブラウザーでディレクトリを C:\SysGen_Tutorial\Lab5 に変更します。
  2. [Command Window] に「open Lab5_1.slx」と入力します。

    次の図に示すデザインが表示されます。



    このデザインでは、多数の AXI インターフェイスが使用されています。これらについて見ていきます。

    • AXI インターフェイスを使用すると、Vivado IP カタログにデザインをエクスポートし、IP インテグレーターを使用して効率的にシステムに組み込むことができます。
    • IP カタログにエクスポートするデザインに AXI インターフェイスを使用することは必須ではありません。

    このデザインには、次の AXI インターフェイスが使用されています。

    • s_axis_source_* ポートには AXI4-Stream インターフェイスが使用されます。Gateway In および Gateway Out ブロックのすべての信号名には同じ接頭辞 (s_axis_source_) が付けられており、同じインターフェイスにまとめられます。すべてのポートの接尾辞はすべて有効な AXI4-Stream インターフェイス信号名 (treadytvalidtlast、および tdata) です。
    • m_axis_dout_* ポートには AXI4-Stream インターフェイスが使用されます。
    • 残りのポートには、AXI4-Lite が使用されます。これは、次の手順を使用して確認できます。
  3. Gateway In インスタンス decrypt (または resetKeys[63:32]Keys[31:0]parity_err のいずれか) をダブルクリックします。
  4. プロパティ エディターで Implementation タブをクリックします。
  5. [Interface] が [AXI4-Lite] に設定されていることを確認します。
  6. OK をクリックしてプロパティ エディターを閉じます。

    デザインのシミュレーションの詳細は、キャンバスに記述されます。この演習では、デザインを Vivado IP カタログにエクスポートして、その IP を既存のデザインで使用することに焦点を置きます。