この手順では、AXI インターフェイスを定義して作成します。
- System Generator を起動し、[Current Folder] ブラウザーでディレクトリを C:\SysGen_Tutorial\Lab5 に変更します。
- [Command Window] に「
open Lab5_1.slx
」と入力します。次の図に示すデザインが表示されます。
このデザインでは、多数の AXI インターフェイスが使用されています。これらについて見ていきます。
- AXI インターフェイスを使用すると、Vivado IP カタログにデザインをエクスポートし、IP インテグレーターを使用して効率的にシステムに組み込むことができます。
- IP カタログにエクスポートするデザインに AXI インターフェイスを使用することは必須ではありません。
このデザインには、次の AXI インターフェイスが使用されています。
-
s_axis_source_*
ポートには AXI4-Stream インターフェイスが使用されます。Gateway In および Gateway Out ブロックのすべての信号名には同じ接頭辞 (s_axis_source_
) が付けられており、同じインターフェイスにまとめられます。すべてのポートの接尾辞はすべて有効な AXI4-Stream インターフェイス信号名 (tready
、tvalid
、tlast
、およびtdata
) です。 -
m_axis_dout_*
ポートには AXI4-Stream インターフェイスが使用されます。 - 残りのポートには、AXI4-Lite が使用されます。これは、次の手順を使用して確認できます。
- Gateway In インスタンス decrypt (または reset、Keys[63:32]、Keys[31:0]、parity_err のいずれか) をダブルクリックします。
- プロパティ エディターで Implementation タブをクリックします。
- [Interface] が [AXI4-Lite] に設定されていることを確認します。
-
OK をクリックしてプロパティ エディターを閉じます。
デザインのシミュレーションの詳細は、キャンバスに記述されます。この演習では、デザインを Vivado IP カタログにエクスポートして、その IP を既存のデザインで使用することに焦点を置きます。