AMD UltraFast™ 設計手法は、AMD UltraScale™ 、AMD UltraScale+™ 、7 シリーズ、およびこれよりも古いデバイス ファミリの設計プロセスを効率的にするためのベスト プラクティスをまとめたものです。これらのデザインは大型で複雑性が高いので、各設計段階を正しく実行していくためには、特定の手順と設計タスクが必要です。これらの手順およびベスト プラクティスに従うと、デザイン目標を短期間で効率的に達成できます。
- この資料: さまざまなデザイン タスク、解析とレポート機能、デザインの作成とクロージャのベスト プラクティスを説明します。
- 『UltraFast 設計手法クイック リファレンス ガイド』 (UG1231): 主要な設計手法手順を使いやすい両面印刷カード用の形式にまとめた早見表です。
- 『UltraFast 設計手法タイミング クロージャ クイック リファレンス ガイド』 (UG1292): 初期デザイン チェック、デザインのベースライン制約の作成、タイミング違反の解決など、タイミング クロージャに関する推奨事項を示します。
- 『UltraFast 設計手法チェックリスト』 (XTP301): AMD Documentation Navigator から使用可能なほか、スタンドアロンのスプレッドシートとしても提供されています。ただし、Documentation Navigator からは日本語版のチェックリストは使用できません。日本語版のスプレッドシートをご利用ください。このチェックリストを使用すると、設計プロセス中のよくあるミスや決定事項を特定できます。
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UltraFast 設計手法のシステム レベルのデザイン フロー図: AMD Vivado™ Design Suite デザイン フロー全体を示す図で、AMD Documentation Navigator から使用できます。図の設計段階をクリックすると、それに関連する資料、ファイル、FAQ などを開くことができます。 推奨: AMD では、これらのリソースに加え、エンベデッド デザインを設計する場合は 『UltraFast エンベデッド デザイン設計手法ガイド』 (UG1046)、Vivado IP インテグレーターの C ベース IP を使用する複雑なシステムを設計する場合は 『Vitis 高位合成ユーザー ガイド』 (UG1399) の HLS プログラマ ガイド を参照することをお勧めします。
AMD が提供する次のリソースを使用すると、UltraFast 設計手法の利点を活かすことができます。
ヒント:
AMD では、Vivado Design Suite の
report_methodology
Tcl コマンドで使用可能な、各デザイン段階の設計手法関連のデザイン ルール チェック (DRC) も提供しています。