Vivado IP インテグレーターでは、デザインをデバッグ用に設定する方法が複数あります。次のいずれかのフローを使用して、デバッグ コアを IP インテグレーター デザインに追加できます。どのフローを選択するかは、ユーザーの好みと、デバッグするネットおよび信号のタイプによります。
- System ILA コアを使用してブロック デザインのインターフェイス、ネット、またはその両方をデバッグします。
このフローは、次を実行する場合に使用します。
- MicroBlaze™ デバイス、AMD Zynq™ 7000 SoC、または Zynq UltraScale+ MPSoC のクロス トリガー機能を使用したハードウェア/ソフトウェアの協調検証。
- インターフェイス レベルの接続性を検証。
- ネットリスト挿入フロー
このフローは、合成後のデザインで I/O ポートおよび内部ネットを解析する場合に使用します。
注記: これらのフローを組み合わせて使用してデザインをデバッグすることも可能です。
IP インテグレーター デザインでの System ILA の使用に関する詳細は、 『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: IP インテグレーターを使用した IP サブシステムの設計』 (UG994) を参照してください。