パイプラインについて後で考慮するのではなく、前もって考慮しておくことで、タイミング クロージャを改善しやすくなります。特定のパスに後の段階でパイプラインを追加すると、通常はレイテンシの差が回路全体に伝搬されます。そのため、少しと思われた変更により、コードの一部を大きく設計し直す必要が出てくることがあります。
パイプラインを使用するかどうかをデザインの初期段階で判断しておくと、タイミング クロージャ、インプリメンテーションの実行時間 (タイミング問題が解決しやすいため)、およびデバイス消費電力 (ロジックの切り替えが削減される) が大幅に改善されることがよくあります。