フロアプランでは、デザイン ネットリストの特定部分に属するセルをデバイスの特定箇所に配置できます。手動フロアプランを使用すると、次を達成できます。
- SSI テクノロジ デバイスを使用する場合に、ロジックを分割して特定の SLR に配置。
- 標準フローではタイミングが満たされないデザインのタイミング クロージャを達成。
セルが 1 つの階層レベルに含まれない場合は、すべてのオブジェクトを個別にフロアプラン制約に含める必要があります。合成によりこれらのオブジェクト名が変更される場合は、制約をアップデートする必要があります。フロアプランを 1 つの階層レベル内に収めると、必要な制約は 1 行のみになるので、推奨されます。
フロアプランは常に必要なわけではありません。必要な場合にのみフロアプランしてください。
フロアプランの詳細は、 『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: デザイン解析およびクロージャ テクニック』 (UG906) のこのセクションを参照してください。
推奨:
Vivado ツールでは階層間をまたぐフロアプランが可能ですが、さらにメンテナンスが必要となります。可能な限り、階層間をまたぐフロアプランは避けてください。