インストール プリファレンスを反映するコンフィギュレーション ファイルを編集したら、インストーラーを実行できます。コマンド ライン インストーラーの一部として、ザイリンクス エンドユーザー使用許諾契約 (EULA) と、インストールに選択した製品に基づくサードパーティエンドユーザー使用許諾契約に承諾する必要があります。
使用許諾契約
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- Vitis 統合ソフトウェア プラットフォーム エンドユーザー使用許諾契約
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- Vivado ハードウェア サーバー エンドユーザー使用許諾契約
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- Power Design Manager エンドユーザー使用許諾契約
コマンド ラインを使用する場合に上記のそれぞれの項目の同意を示すには、コマンド ライン オプション -a
または --agree
を使用します。上記の 1 つがリストに含まれない場合、あるいは -a または --agree オプションが指定されていない場合は、エラー メッセージが表示されてインストーラーが停止します。
シングル ファイル ダウンロードを使用したバッチ モードのインストール
次に、コンフィギュレーション ファイルを使用した典型的な新規インストールのコマンド ライン例を示します。
xsetup --agree XilinxEULA,3rdPartyEULA
--batch Install --config install_config.txt
AMD のデフォルト エディション設定の 1 つを使用する場合、
--config
オプションを指定する必要はありませんが、コンフィギュレーション ファイルにはディスティネーション ディレクトリが含まれているので、これをコマンド ラインで指定する必要があります。xsetup --agree 3rdPartyEULA,XilinxEULA
--batch Install --edition "Vitis Unified Software Platform" --location "/home/Xilinx"
上記のコマンドでは、指定したエディションのデフォルト設定オプションを使用しています。デフォルトの設定オプションを確認するには、前述のように –b
ConfigGen
モードを使用します。インストーラーのバッチ モードでは、アンインストールおよびアップグレード (後からツールおよびデバイスを追加) も可能です。xsetup -h
または xsetup --help
を実行すると、インストーラー バッチ モードのすべてのオプションをリストできます。