[Address Editor] ウィンドウのツールバーでは、状態に基づいて表示する行を制御できます。
図 1. [Address Editor] ウィンドウのツールバー
- [Unassigned]
- スレーブ セグメントには、アドレス割り当てが含まれません。
- [Assigned]
- スレーブ セグメントがマスター アドレス空間内でアドレスを割り当て、スレーブはマスターに対して可視になります。
- [Excluded]
- マスターがネットワークのスレーブにアクセスしないようにするには、アドレス割り当て (マスター セグメント) を除外 (Exclude) するようにマークします。
たとえば、2 つのマスターが SmartConnect を介して 2 つのスレーブに接続するデザインがあるとします。通常 SmartConnect は完全に接続されるので、マスター両方から両方のスレーブが可視になります。1 つのマスターがスレーブにアクセスしないようにするには、パスを割り当てないままにしておくだけでは十分ではありません、パスを除外にマークしておくと、不必要なアドレス パスをブロックするようにネットワークを設定できます。
検証中は、割り当てのないパスがあるとクリティカル警告が表示されるので、パスを割り当てまたは除外のいずれかとしてマークする必要があります。
パス沿いに重複するアパーチャがない場合など、有効なアドレス割り当てがないパスがあることもあります。この場合は、自動割り当て機能により、これらのパスが除外されます。
- [Unconnected and Incomplete Paths]
- マスターまたはスレーブがブロック図にあり、マスターからスレーブへの完全なアドレス パスがない場合は、次のようにリストされます。
- [Unconnected Masters and Unconnected Slaves]
- マスターまたはスレーブがブロック図にあり、マスターからスレーブへの完全なアドレス パスがない場合は、[Address Editor] ウィンドウに [Unconnected Masters] グループまたは [Unconnected Slaves] グループとしてリストされます。これにより、デザインの不完全な部分または接続のない部分がわかりやすくなります。
- [Incomplete Paths]
- アドレス割り当てまたは除外がアドレス パスに対して設定されている場合に、ブロック図でそのパスの一部が削除されるか未接続になった場合、マスターおよびスレーブに接続されるパスが存在しなくなっていても割り当て (マスター セグメント) はそのままです。これにより、接続を追加し直し、割り当てを保持したりできます。
割り当てられていても接続されていないパスは、[Address Editor] ウィンドウに不完全なパス (Incomplete Path) として表示されます。これを解決するには、割り当てを解除するか、パスを接続し直します。