Vitis HLS デザイン フローの最後の手順では、RTL 出力をパッケージしてエクスポートします。このオプションを選択すると、HLS IP が Vivado IP カタログに追加可能な ZIP ファイルとしてエクスポートされ、IP インテグレーターで使用できるようになります。エクスポート手順で設定するオプションにより、Vivado IP カタログでパッケージされた RTL を識別しやすくなります。IP パッケージ プロセスが完了したら、solution/impl フォルダーの ZIP ファイル アーカイブを Vivado IP カタログにインポートして、RTL デザインまたは IP インテグレーター デザインで使用できます。
IP インテグレーター プロジェクトで、HLS IP を [Settings] ダイアログ ボックスの [IP] → [Repository] ページで IP リポジトリとして追加する必要があります。HLS IP を追加すると、IP カタログに Vitis HLS IP リカテゴリが表示されるようになります。これで、IP インテグレーターのブロック図に HLS IP をほかの IP と同様に追加できます。この IP は、関連するさまざまなパラメーターの値を指定することにより、デザインに合わせてカスタマイズできます。手順は次のとおりです。
- IP カタログから IP を選択します。
- 選択した IP をダブルクリックするか、ツールバーまたは右クリック メニューから Customize IP をクリックします。
- 必要に応じて、コネクション オートメーションを実行して接続します。IP インテグレーターのコネクション オートメーション機能を使用すると、AXI インターフェイスおよびその他の接続を自動的に作成できます。
- BD デザインを検証します。