プロジェクトが Vivado 環境で作成された場合は、[New Project] ウィザードの [Default Part] ページからターゲット ボードを選択できます。ユーザー定義またはサードパーティのボード インターフェイス ファイルおよび関連ファイルは、GitHub (Vivado Store) からダウンロードできます。図 3 に示すように、[Default Part] ページには Vivado でもともとサポートされているボードのみが表示されます。
使用可能なボードを、[Vendor]、[Display Name]、および [Board Rev] に基づいてフィルターできます。
- [Vendor]: ボード ベンダーを示します。
- [Name]: ボードの名前を示します。
- [Board Rev]: ボードのリビジョンを示します。[All] には Vivado でサポートされるすべてのボードのリビジョンが表示されます。[Latest] にはターゲット ボードの最新リビジョンのみが表示されます。
- 使用可能なリソースおよび動作条件など、さまざまな情報も表に含まれます。
ボードを選択すると、そのボード用に定義されたインターフェイスを使用してプロジェクトが設定されます。
ボードの中には、FMC コネクタへの接続をサポートするものもあります。その場合、ボードにメザニン カードを追加するためのリンクが表示されます。次の図に、KC705 ボードの例を示します。
図 1. ターゲット ボードにメザニン カードが存在するかを確認
[Connections] リンクをクリックすると、使用可能な FMC カードをリストするダイアログ ボックスが表示されます。
図 2. メザニン カードの選択
KC705 が選択されている場合、図に示すように、使用可能な FMC カードとして FMC_HPC および FMC_LPC が表示されます。カードを選択すると、そのカード上のすべての接続をデザインで使用できるようになります。
注記: 新しいバージョンでプロジェクトを開くと、ボード バージョンが変わっている可能性があるため、ツールでボードではなくボード パーツが自動的に選択できるようになります。 から正しいボードを使用することをお勧めします。