- 最新バージョンの Vivado Design Suite を起動します。
-
Vivado IDE で をクリックし、前バージョンの Vivado で作成されたデザインを指定します。
[Older Project Version] ダイアログ ボックスが表示されます。デフォルトでは [Automatically upgrade to the current version] がオンになっています。
[Automatically upgrade to the current version] をオンにすると、前のバージョンからのデザインがアップグレードされますが、その前に別の名前でプロジェクトを保存しておくことをお勧めします。
- 次の図に示すように Open project in read-only
mode をオンにして OK をクリックします。
[Project is Read-Only] ダイアログ ボックスが表示されます。
-
Save Project As をクリックします。
- 次の図に示す [Save Project As] ダイアログ ボックスが開いたら、プロジェクト名を入力して OK をクリックします。
[Project Upgraded] ダイアログ ボックスが表示され、デザインで使用される IP が変更されており、アップデートする必要があることが示されます。
-
Report IP Status をクリックします。
または、メニューから
をクリックします。 - [IP Status] ウィンドウでさまざまな情報を確認します。ブロック デザインを展開し、ブロック デザイン内の IP コアの変更点を確認してください。
[IP Status] ウィンドウの上部に、デザインのサマリが表示されます。ここには、現在のバージョンにデザインをアップグレードにするために必要な変更の数がレポートされます。レポートされる変更は、[Major Changes]、[Minor Changes]、[Revision Changes]、およびその他の変更です。これらの変更は、[IP Status] 列にもレポートされます。
- [Major Changes]
- IP にメジャー バージョンの変更 (バージョン 2.0 から 3.0 など) があったことを示します。このタイプの変更は、デフォルトではアップグレードされるよう選択されていません。アップグレードされるようにするには、そのブロック デザインの [Upgrade] 列をオフにしてから、再びオンにします。
- [Minor Changes]
- IP にマイナー バージョンの変更 (バージョン 3.0 から 3.1 など) があったことを示します。
- [Revision Changes]
- IP のリビジョンが変更されたことを示します。たとえば、現在の IP バージョンが 5.0 で、アップグレード バージョンが 5.0 (Rev. 1) などの場合です。
- 変更の詳細は、次の図に示す [Change Log] 列の More info をクリックします。
[Recommendation] 列には、IP をアップグレードする前に理解しておくべき注意点が示されます。
- 変更点とデザインへの影響を理解したら、Upgrade Selected をクリックします。
[Upgrade IP] ダイアログ ボックスにアップグレードをすることを確認するメッセージが表示されます。
-
OK をクリックします。
アップグレード プロセスが完了したときに、注意する必要のある重要な問題を示す [Critical Messages] ダイアログ ボックスが表示されることがあります。アップグレードに関する警告およびその他のメッセージを確認します。
- OK をクリックします。
- クリティカル警告がない場合は、[Upgrade IP] ダイアログ ボックに IP のアップグレードが問題なく終了したことを示すメッセージが表示されます。OK をクリックします。
プロジェクト モードでブロック デザインをアップグレードするには、次の手順に従います。