この時点で、サブシステム デザインの外部に接続する必要のある出力インターフェイス ピンがまだいくつかあります。たとえば、次に示すピンです。
- AXI UART Lite の UART インターフェイス
-
AXI Quad SPI の
SPI_0
インターフェイス - AXI IIC の IIC インターフェイス
注記: AXI Block RAM Controller は Block Memory Generator ブロックに接続されていません。
IP インテグレーターには、一部の接続を自動化するため、設計アシスタンス機能があります。このサブシステム デザインでは、コネクション オートメーションを使用して UART、SPI、IIC インターフェイスを外部ポートに接続できます。設計アシスタンス機能を使用して、Block Memory Generator を Block RAM Controller に接続することもできます。
- デザイン キャンバス上部にあるバナーの Run Connection Automation リンクをクリックします。
[Run Connection Automation] ダイアログ ボックスが開きます。
- 次の図に示すように、All Automation (5 out of 5
selected) をオンにします。これで、自動接続されるすべての外部インターフェイスおよび BRAM Controller が選択されます。
- 次の図に示すようにインターフェイスを選択し、ツールで実行されるオートメーションの詳細とインターフェイスの接続に必要なオプションを確認します。
- OK をクリックします。
- 次の図に示すように、すべての外部インターフェイスが I/O ポートに接続され、Block RAM Controller が Block Memory Generator に接続されます。
- 新しく追加された
spi_rtl_0
ポートを右クリックし、External Interface Properties をクリックします。必要であれば、[External Interface Properties] ウィンドウでポート名を変更できます。Vivado IP インテグレーターの機能を使用すると、コネクション オートメーションを実行したときにポート名が自動的に割り当てられます。今のところはポート名を
spi_rtl_0
のままにしておきます。 - AXI Quad SPI の
ext_spi_clk
ピンを右クリックし、Create Port をクリックします。次の図に示す [Create Port] ダイアログ ボックスが開きます。
- まだ設定されていない場合は、[Frequency (MHz)] を
100
に設定し、OK をクリックします。 -
Regenerate Layout ボタン をクリックし、サブシステム デザインを再描画します。
デザイン レイアウトは次の図のようになります。