PCIe ホストに接続し、FPGA のパーシャル リコンフィギュレーションを実行する

PCI Express を使用する高速パーシャル リコンフィギュレーション PCI Express を使用する高速パーシャル リコンフィギュレーション (XAPP1338)

Document ID
XAPP1338
Release Date
2019-03-11
Revision
1.0 日本語

ホストから FPGA へのパーシャル ビットストリームの転送は、次のアンサーから入手可能なザイリンクス DMA リファレンス ドライバーを使用して簡単に実行できます(AR#65444)。

リファレンス ドライバーは Windows と Linux の両方で使用でき、ホストから FPGA へのデータ転送を簡単にするサンプル アプリケーションが含まれています。

アンサー内の手順に従ってドライバーをインストールします。このアプリケーション ノートでは、転送の実行に Linux を使用していますが、Windows も利用できます。

ドライバーがインストールされたら、dma_to_device プログラムを使用してパーシャル ビットストリームをホストから ICAP に転送します。次に、サンプル コマンドを示します。

  • ./dma_to_device –d /dev/xdma/card0/h2c1 –s 475956 –c 1 –f ./inst_shift_shift_left_partial.bin
-d
チャネル 1 のキャラクター デバイス。この場所は異なる場合があるため、パスが指定の Linux 環境に対応して正しいことを確認する必要があります。
-s
パーシャル BIN ファイルのサイズ (バイト単位)。
-c
BIN ファイルを送信する回数。この例では、1 回の送信で十分です。
-f
送信される実際のパーシャル BIN ファイル。

同じコマンドを使用して異なる BIN ファイルを送信できますが、サイズとファイルの場所を更新してからコマンドを実行するようにしてください。