デバッグ コアを使用したアクティビティの監視

PCI Express を使用する高速パーシャル リコンフィギュレーション PCI Express を使用する高速パーシャル リコンフィギュレーション (XAPP1338)

Document ID
XAPP1338
Release Date
2019-03-11
Revision
1.0 日本語
デバイスのパーシャル リコンフィギュレーションが実行されている間、データ ストリームを監視して、ビットストリームのフォーマットが正しいことを確認できます。このサンプル デザインには複数の ILA デバッグ コアが挿入されていますが、最も簡単に使用できるものは ICAP プリミティブと並んで最上位にあります。
  1. Vivado® Design Suite ハードウェア マネージャー機能を開いて、デモ ボードに接続します。
  2. デバッグ コアを確認するには、デバイスをリフレッシュします。
  3. ILA コア ウィンドウの 1 つで、[Specify the probes file links] をクリックして [Bitstreams/ design_1_wrapper_shift_right.ltx] を指定します。
  4. [hw_ila_3] で、[+] をクリックして [Trigger Setup] ウィンドウでプローブを追加します。
  5. [M_AXIS_0_tdata[31:0]] を選択して [OK] をクリックします。
  6. [Radix] では [H] (16 進数) を選択します。
  7. [Value] では [5599_AA66] に設定してビットストリームの同期ワードを監視します。これはビット スワップ バージョンであり、ICAP でコンフィギュレーション エンジンがプログラム モードに設定されることを想定しています。

  8. トリガーを作動させてから、デバイスのパーシャル リコンフィギュレーションを実行します (前のセクションで説明したとおり)。パーシャル ビットストリームが送信されたら、データを直ちにキャプチャする必要があります。
  9. キャプチャされたデータに対して、tvalid が High に遷移したら間もなくビットストリームの送信が開始されます。

ILA コアのインスタンス hw_ila_1 と hw_ila_2 を使用して、AXI4 バスのアクティビティを監視できます。これらのコアは、ブロック図に含まれています。これらは次の出力を監視します。

  • XDMA (system_ila_0)
  • data_fifo (system_ila_1)