TIM 機械または手で TIM を定量塗布する際には、カバレッジをなるべく接触面積の 100% に近付けることを目標とします。それ以外に、ボイドを一定の範囲内にとどめる、BLT を最小にする、TIM があふれないように塗布量を制限する、などの目標もあります。これをどのように達成するかは、材料や具体的な塗布方法により異なります。ここに挙げた目標を理解して十分に管理するように、製造パートナーと話し合うことが望まれます。TIM は塗布面からあふれることがあります。TIM 材料に電気伝導性と腐食性がなければ、リッド付きまたはリッドレス アプリケーションの損傷の心配はありません。ほとんどの TIM 材料には電気伝導性も腐食性もありませんが、すべての TIM 材料がそうというわけではありません。前述のように接触表面にエッチングを施すことも、TIM のあふれ防止に役立ちます。